東海の土を、現代の空間に甦らせる。

その壁は
どこで生まれましたか

地域循環型の左官壁材

国産という言葉だけでは、素材の背景までは見えてきません。
どの土地で生まれ、どの風土の中で育まれたのか。
その素材が生まれた場所を、私たちはどれだけ意識しているでしょうか。
空間の質は、素材の背景によって静かに左右されます。
語れないまま選ばれた壁は、どこか均一に感じられてしまいます。

産地を持つ壁

東海地方の土を主原料とし、
採掘証明書を発行

和甦は、東海地方で採取した土を主原料とする左官仕上げ材です。
採掘地を明確にし、産地証明書を発行しています。
どの土地で生まれた土なのかを示すこと。
それは、素材に責任を持つという姿勢でもあります。
風土の中で育まれた土を、職人の手で丁寧に仕上げる。
その壁は、土地の記憶をまとい、空間に静かな奥行きを生み出します。

同じ仕上げは
二つとない

  • 伊賀黄土いがおうど

    伊賀黄土
  • 大畑黒粘土おおばたくろねんど

    新大畑黒粘土
  • 瀬戸白土せとはくど

    白土
  • 田籾黄土たもみおうど

    田籾黄土

自然素材ならではの粒子感と
一点ものの意匠性

自然素材である土は、粒子の大きさや色味に微細な違いを持っています。
仕上げる職人の手の動きや圧によっても、表情はわずかに変わります。
均一に整えられた工業製品とは異なり、和甦の壁はすべてが一点もの。
その揺らぎが、空間にやわらかな奥行きと温度を生み出します。

手がつくる
空間の表情

左官職人による手塗り仕上げで生まれる
唯一無二の質感

機械塗りや量産建材では再現できない、手仕事ならではの表情があります。
コテの動き、圧、塗り重ねのリズムが、壁にわずかな揺らぎと陰影を生む。
和甦は、素材の力を引き出すために、職人の手で丁寧に仕上げます。
その壁は、時間とともに深まり、空間の価値を静かに育てていきます。

その壁は、
空間の印象を決める。

和甦は、住宅から商業施設まで幅広い空間に採用されています。
地域性や素材の物語を求める空間において、その存在感はより際立ちます。

設計意図を、語れる素材。

東海地方の土を主原料とし仕上げ材

和甦は、東海地方で採取した土を主原料とする左官仕上げ材です。
その土地土地の風土の中で育まれた土を、職人の手で丁寧に仕上げる。
その壁は、土地の記憶をまとい、空間に静かな奥行きを生み出します。

地域性を提案できる
愛知県産土という明確な背景が、空間に説得力を与えます。
一点ものの意匠性
均一ではない揺らぎが、空間に深みを生みます。
物語を持つ素材
素材の背景を語れることは、提案力そのものです。

安心して導入いただくために

施工講習・現場サポートに対応する
左官仕上げ材

和甦は、素材の提供だけで終わりません。施工講習やマニュアルの整備、必要に応じた現場サポートを行っています。職人の技術と素材の力を最大限に引き出すための体制を整えています。安心して導入いただける環境づくりも、和甦の一部です。

土とともに
文化をつなぐ

地域素材を活かした左官文化の継承と
海外展開を目指す取り組み

和甦は、単なる商品ではありません。
地域の土を活かし、左官文化を次世代へつなぐ取り組みでもあります。
職人の技術を守り、地域素材の価値を広げること。
その先には、海外へと広がる可能性も見据えています。
土を通して、文化を未来へ届ける。
それが、和甦の目指す姿です。

よくあるご質問

どこの土ですか?

三重県伊賀産、愛知県瀬戸産、愛知県豊田市田籾産、岐阜県多治見産の4か所の土を使用しています。
いずれも東海地方で採れる天然の土です。

採掘方法は?

各産地に採掘場があり、その地層から専門の業者が掘り出しています。

土に特徴はありますか?

産地ごとに色味や質感が異なる天然の土です。
着色していないため自然な色合いで、調湿性・消臭性など土ならではの機能を備えています。

色のムラはありますか?

はい。
同じ採掘場・同じ地層の土でも、色を調整していないため、ロットや部位によって色合いが変わります。
天然素材ならではの味わいです。

パターンは何種類ありますか?

3種類あります。

どのようなパターンですか?

①糊土(のりつち)…フラット仕上げ
②割れ土…表面が細かく割れる仕上げ
③スサ入り…天然のスサ(繊維)を混ぜ込んだ仕上げ

厚みはどのくらいですか?

下塗り1.5㎜、仕上塗り1.5㎜、計3㎜になります。

外部(屋外)への施工は可能ですか?

基本的に内装仕上げ用です。
雨がかりのある屋外には適しません。

不燃認定などは取得していますか?必要ですか?

不燃認定手続き中です。
土壁は10㎜施工すれば不燃認定するという規定がありますが、当社の土壁は塗り厚を薄くする仕様なため内装制限の対象となる施設での使用はできません。

消臭性はありますか?

土に含まれる微細な孔(細かな空隙)が臭気成分を吸着するため、においをある程度低減する効果が期待できます。

防湿性(調湿性)はありますか?

湿度が高いときは湿気を吸収し、乾燥時には蓄えた湿気を放出して、室内の湿度を緩和・調整します。
結露の抑制にも効果が期待できます。

耐水性はありますか?

和甦土壁は調質効果がある特性上水を吸います。
長時間濡れた状態が続くと、軟化・変色・剥離の原因になります。

汚れたときはどうすればよいですか?

軽い汚れは乾いた柔らかいブラシなどで払い落としてください。
水拭きは変色の原因になるため避けてください。
傷や欠けは部分的な塗り直し(補修)が可能です。

パターンや産地によって金額は変わりますか?

仕上パターンにより価格変動ございます。
今後デザイン壁などの展開でより価値の高い商品を提案予定です。

におい(香り)はありますか?

配合に海藻を使用しているため、施工当初は磯の香りがします。
香りが抜けてくると土やワラスサの香りに変わります。
いずれも日常生活では全く気にならない程度です。

樹脂を使わない配合(樹脂なし)はありますか?

天然海藻糊を使用した東海地方の土壁施工は可能ですが厚みが必要となり、乾燥養生など工期的な条件、仕上り強度などご採用いただく条件が必要となるため、幅広く採用いただけるよう薄塗仕上で強度のある和甦を提案させていただいています。